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日記、感想、オタ活・・・ごちゃまぜ雑多の物置蔵
 アニメ版「悪魔城ドラキュラ」の最終シーズン。一応今後も物語が続くことは発表されているけど、主要人物たちの物語はこれで終わりのようです。大好きなキャラクターたちがどうなるのか戦々恐々としながら、でもシーズン3でめちゃめちゃになった物語がどう収束するのか気になりながら、1話ずつ感想を書きながら視聴しました。(ネタバレしかないです)


第1話
 ベルモンドとサイファの夫婦感が増してて微笑ましい。相変わらずアクションシーンがキレッキレで熱い。そして原作では考えられないようなやさぐれたアルカードを出してくれてありがとうございます、彼が動いているだけで嬉しい、ウレシイ……。泥臭くて酒臭くて傲慢で未熟な彼が見れて幸せです。小汚くなった自分の姿を見て「まるでベルモンドだ」とちょっと懐かしそうな顔で言う所が最高。正気に戻ったか?アルカード。

第2話
 ヘクター、もっと人生に絶望してるかと思ったけど元気そうで良かった。強くなったね。

第3話
 カーミラの仲間たちがカーミラの侵略に対して疑念を持ち始める回。彼女たちはカーミラについていくには虐殺を好まないんだよね…。人間は餌としか思ってはいないけど、かといって虐殺して戦い続けるなんて御免だと考えている。まぁ私も肉は好きだが家畜や動物を片っ端から殺したいわけじゃないし理屈はわかるよ。
 とはいえ仲間の1人、ストリーガ姐さんの戦闘シーンのかっこよさといったら!!!日光対策で鎧を着込み大剣を振り回す姿めちゃくちゃカッコイイです。そりゃモラーナも惚れるわ。え〜なんでシーズン2で見せてくれなかったのってくらいもっと見たい。

第4話
 ついにアルカードが戦う!!!コウモリになって上空から盾を叩きつける瞬間が好きすぎてその場で5回は観たし、ネトフリ機能にスロー再生があることに心から感謝した。あと瞬間移動する時に体が赤くなってブォンみたいな効果音するのめちゃくちゃ好き。引きずるような長い黒いマントも原作通りでかっこいいよ。再現ありがとうございます…ありがとうございます…!! 最後の「面倒なことに巻き込まれている…まるでベルモンドだ。なんてことだ…これ以上落ちることがあるのか?」ってセリフ、相変わらずベルモンドを見下してることが伝わってきて笑ってしまった。孤独に暮らしてたプライドの高いアルカード坊ちゃん、順調にやれやれ系主人公になってて愉快すぎる。

第5話
 石鹸の匂いがするアルカードという情報に過剰反応してその後のシーンが全然頭に入ってこなかった。しかもその後の戦闘シーンなんなん?高速移動して敵の首を削ぎ落とし月夜に舞うアルカード美しすぎんか????ありがたいどころじゃないんだが???スタッフのアルカード愛がゴリゴリ伝わってくる、本当にありがとうございます。あと今シーズン毎話戦闘シーンあるけど作画コスト大丈夫?
 アルカードの一人称で突然「俺」が出てきたところで昇天するかと思った。え?シーズン1だと「私」だったよね?(シーズン2で父上相手には「俺」って字幕が出ていた記憶あるけど、身内以外には「私」か「僕」だったと思う) なんで?ベルモンドのような荒んだ生活のせいで一人称変わっちゃった? 村人との道中も達観したこと喋ってたし、シリーズ通して色々と経験したせいで精神が(良くも悪くも)大人になり、一人称にも影響が出てきたのかもしれないですね。完全にオタクの深読みかもしれないけど監督(と訳した人)がそこまで考えてくれた路線を信じます。ありがとう。ありがとう…。
 「ようこそ、我が家へ」って言った時のアルカードがちょっと嬉しそうなのがまたいいよね。面倒なことに巻き込まれたとはいえ、孤独じゃなくなったからかな。ほかにもキャラクターたくさん出てきてるけど推しのことしか考えられないので罪深いっすねよねこのアニメ。

第6話
 魔物の軍勢を引連れてカーミラの城を襲撃するアイザック。カーミラVSアイザックのシーンは(今のとこ)今シーズンで1番かっこよかったし魅入ってしまった…。アイザックの「完璧だ、ヘクター」っていうセリフからもうカッコイイ。吸血鬼の女王として驚異的な実力を誇るカーミラと、覚悟と戦力を万端に整えたアイザック。アイザックが魔物と連携して戦うところとても好きです。これぞ悪魔精錬士…! あの過激的で何を考えているか分からなかったアイザックが、シーズン3の旅を通して成長し、とてもかっこいいというか頼もしくなったなぁとしみじみ感じました。ヘクターより全然主人公してるよ…!
 レノーアのコウモリ変化が白コウモリなのかわいい。
 そしてカーミラの自決により散り散りとなったカーミラの仲間たち。ドラキュラみたいに仲間割れからの全滅にはならなくて良かったな。物語が収束に向かっているのを感じます。とりあえず今のとこシーズン4で一番好きな回。

第7話
 子供にワッ(吸血鬼ジョーク)するアルカードてぇてぇ…

第8話
 恐ろしい計画の真相に近づきつつ魔物と戦うトレバーとサイファ。トレバーの武器捌きいつも惚れ惚れする。ベルモンド家の男なだけあって、戦い方や知識はたくさん叩き込まれてきたんだろな。サイファの魔法も相変わらず火力おかしくて好き。正義感が強く人に優しくそして強いサイファちゃんマジ主人公。
 アルカードの城に魔物が乗り込んでくるんだけど、その中にゲーゴスがいて懐かしい気持ちになった。ゲームで初見したときも「でけぇボスだな…」って絶望したけど、アニメでも迫力健在でとても良かった。

第9話
 背後からベルモンドの鞭とサイファの炎が飛び、目の前の魔物にヒットしたところで目を見開くアルカードの表情がとっても好き。彼の中の「まさか彼らが」という驚きがダイレクトに伝わってくる。
 「初期メン3人揃った〜!!かっこいい〜!!最高!生きててよかったァ!!!」とか思ってたらドラキュラとリサの魂が無理やりこの世に引きずり出されてアルカードの目の前で苦しんでトレバーにとどめを刺されるという地獄が展開されて、「アルカードが何したっていんだよ!!!!毎回毎回よォ!!!!!」とツェペシュ家の不憫さにゲロ吐きそうになってたらラスボスが出てきてアルカードもサイファも手が出せない中、トレバーがサイファに「愛してる」って告げて捨て身の覚悟で倒しに行ってしまったのでもう語彙力が残っておりません。
 9割アクションシーンというスタッフの愛に溢れた回。トレバーはマントを脱いでベルモンドの紋章出して鞭と剣で戦うし、サイファは氷炎雷の魔法で無双するし、アルカードは変化怪力瞬間移動飛行ぜんぶ使うし、オープニングの曲が流れるしでもう作品を代表する回であることは間違いないんですよね。特に3人の連携が素晴らしいんだわ。もう言葉なんかいらないんだわ。この3人なら絶対勝ってくれる!ハッピーエンドを持ってきてくれる!と思ってたらのラストシーンなので、トレバー・ベルモンド…お前…!!!

第10話
 レノーアが消えることを選択した時点で(悲しみで)胸が痛かったんだけど、アルカードがグレタに夢中だと分かったときは(夢女こじらせてるので)更に胸が痛くなった。でもようやく彼が掴み取った平穏な日々だ、「幸せならオッケーです」………ッ!!公式が彼に幸せを与えるならそれを祝福するのがオタクだ。仕方ねぇ。彼が幸せになるには彼をそばで支える人が必要なのはなんとなく分かるもん。(まぁよく考えたら私が夢こじらせてる彼は原作のcv置鮎龍太郎でしかも黒い方なのでノーダメージといえばノーダメージ)
 しかしベルモンドが生きて帰ってきた瞬間、全てを忘れて「ハッピーエンドにしてくれてありがとう…!」という気持ちになった。公式へのテンションがジェットコースター。
 ただ最後の最後にドラキュラとリサがまさかの登場をして、幸せそうで本当に良かったんだけど、けど、そこまで収束させろとは言ってねぇよ!?という気分にもなった。余りに綺麗な完結でぽかんとした。でも一番可哀想な目に遭ってきたツェペシュ家がみんな幸せそうなの、良いなぁ。スタッフは本当に彼らを愛していたんだろうな。彼らを幸せにするシナリオを考えてくれたのかなとさえ思える。そしてアニメ化してくれてありがとう。3人をまた同じ場所に集めてくれてありがとう。



と、一気に駆け抜けたわけですが、「ツェペシュ家を幸せにしてくれてありがとう」というのが一番強い感想です。
 作画の良さとか魅せ方とかからスタッフがアルカードお気に入りなんだろなーというのはひしひしと感じていましたし、そもそもこの物語がドラキュラとリサとアルカードで成り立っているので、彼らのための物語と感じるのも無理ないかなとは思います。彼らは原作ではそんなに幸せになっていないので、幸せな彼らが見られるなんて夢のようです。シーズン2もシーズン3もアルカードが酷い目に遭いすぎて「スタッフはイケメンが嫌いなんか…?」と思ったこともなくはないのですが、全て報われてよかったなぁと。

 あと今シーズンは毎話必ずアクションシーンがあって、これを前作から1年ちょっとしか経ってないのに制作してくれてありがとうという気持ち。第6話と第9話が特に迫力あって好き。ハリウッド映画みたいにアクションに熱が入っててハラハラします。動きも細かくて、アクションシーンだけでいいから全人類見てくれって思う。

 大好きな作品のアニメをリアルタイムで追える時代の人間になれてよかったなと思います。もちろんこれは「アニメ版」であって原作とは違うけど、好きなものが増えていくのは単純にうれしい。
 思えばたくさんの興奮と感動をもらいました。一番泣いたのはやっぱりシーズン2のVSドラキュラ戦だけど、面白かったのは今回のカーミラVSアイザックかもしれない。アニメのクオリティが毎シーズン上がっている気がするので今後も期待です。
 もっと続けCastlevania!!
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家族が新型コロナウイルス陽性と判明して2週間、自宅隔離生活を送っていました。
 仕事が強制休暇、でもせっかくのゴールデンウィークにどこにも行けないという、良かったんだか悪かったんだかまるで分からない2週間でした。はじめの2,3日は「なんでこんなことに・・・」とへこんでいたんですけど、職場の人たちから励まされて元気を取り戻し、休暇を有効活用どころか見事なニート生活を送って頭の中を空っぽにしてしまいました。

 で、今日はその休暇最終日。明日の月曜から仕事復帰です。
 2週間前、仕事に着ていく服や靴がほしかったのを思い出し、食料品調達にかこつけて買い物に行きました。隔離期間中も出かけてないことはないのですが、急を要する最低限の外出のみだったので、ショッピングができる自由を久々に味わいました。長居はできなかったけど、楽しかったな。

 午後もまた買い出しに行く物があったので車を走らせて、帰りはわざわざ山道を爆走しました。
 ちょっと前まで春の匂いでいっぱいだったのに、森の中には湿った空気(いわゆる湿気)と花の蜜のような甘い香りが充満していて、景色は新緑にあふれて瑞々しい。ああ夏が来るんだなぁって感じでしたね。明日からいきなり社会復帰は建前としては嬉しいけど、やっぱり新人としては怖い気持ちもあります。でも季節はこれからどんどん輝いていくし、夏が本当に好きなので積極的に外に出て頑張りたいと思えました。
 
 家にいなきゃいけないのはかなりストレスでした。実際イライラしてたし短気になりがちでした。休暇後半はそれでもできることを探してはみたけど、やっぱり動画見たりゲームしたりやることがワンパターンになってしまって、自分の引き出しの少なさにがっかりすることばかり。やっぱり私は定期的に自然に触れてないとだめなんだろうな。うん。


 まぁでも、こういう経験ができてよかったかなと思わないこともないですね。
 何かに生きることもあるでしょう。
 さぁ明日からまた頑張るぞ!
 俳優がMARVELで有名な人なので、MARVELファンに勧められた映画。
 子供の頃から毎月全力で鬼ごっこに興じている男たちが、大人になっても全力鬼ごっこを続ける話。30年間1度も捕まったことのない仲間「ジェリー」を今年こそはタッチしようと、男たちがガチで作戦を立てる。

 最強の鬼ごっこプレイヤー、ジェリーが華麗にタッチをかわすシーンでは急に映像のクオリティが上がるのが、露骨だけどとても気持ちいいw ジェリーはかっこいいしアクションもすごいし、そこまでやるか!っていう展開ばかりで飽きない。何より、いい歳した大人が友達と全力で遊んだり楽しんだりする場面がめちゃくちゃ好きなんすよね。そういう点でとっても面白い映画でした。

 大人になっても全力で勝負を楽しめるっていいな。
 歳を重ねると仕事や家庭、守るものというか優先すべきものが自然と増えてきて、思考も体力も時間も遊びに全力投球している場合じゃなくなるのが普通じゃないですか。でも彼らは「みんなで全力で遊ぶ」ことの大切さというか、尊さをよく分かっている。そしてお互いがその遊びを大切に思っていると信じて疑わない。こういうのが友情ってやつなのかな!いいな〜痺れちゃうな!!
 傍から見ればバカバカしいことでも、自分の中にある子供らしさが大切だと確固たる信念を持って信じている。その強さが本当に眩しいと思いました。

 一度、大人になっても遊ぶことを徹底的に否定されるシーンがあるんです。その時の主人公が「君は僕の中の子供を殺した」と言っていて、その後どう返されたのかは覚えてないけど、このセリフだけは妙に印象に残りました。
 大人になっても全力で遊べる人は、心の中の子供を殺さずにいるだけなんだろうな。当たり前だけど。私も、何を楽しいと感じるかちゃんと理解している人間でいたいなと思ったんですよね。そして必要があればその心の中の子供をいつでも表層に引っ張り出せる人間でいたい。ラストシーンで鬼ごっこに興じる彼らは、とっても楽しそうだった。誰だって遊んだら笑顔になっちゃうもんな。遊びってすごいなぁ。

 ん〜、鬼ごっこやりたくなってきましたね!?
今日の仕事は”良かった”。
 先輩や上司に尋ねたことも山ほどあるけど、自分で考えて片付けることができた仕事もある。物の配置や最低限の業務の流れがやっと分かり、意味不明な情報の中にいた自分から、多少は物が分かるようになった自分に成長したのを感じた。息苦しさがだいぶ減ったどころか、悲しくなることもなかった。
 要は社会人になって初めて「辛くない日」になった。
 
 今日の天気は雨。朝からどんよりと暗い雲が垂れこめていた。
 しかし空気は生暖かく、柔らかい春の雨を感じさせた。
 そういえば二輪免許の教習に勤しんでいた日々でも、雨の日に初めて運転が上手くなったのを実感して嬉しかったことがある。青空の見えない日は憂鬱とばかり考えていたけど、もしかしたら雨の日だからこそ精神を平和にする作用があるんじゃないか。たとえば、何か心配事があるような状況下では、快晴より曇天の方がメンタルの状態と情景がリンクして冷静になれる、とか。日光の重要性はよーーく分かっているけど、めちゃくちゃ凹んでいる時にカラッと晴れた景色を見ても、自分の精神と乖離しすぎて疲れてしまう、とか。こじつけだけど。
 なんにせよ、クールダウンにはありがたい雨だった。
 最近活気のある出来事ばかりで辟易していたのかもね。雨の日の薄暗く落ち着いた雰囲気が、今日はとても癒しになった。 

 もうこの時間になると眠くて仕方ない。
 初めての辛くない日、書き残せてよかった。まだまだ仕事は不慣れだし理解も及ばないけど、明日もなんとかやっていけそうだ。おやすみなさい。
 先輩は一応「うちの部署はちょっと忙しさがおかしいんだよね」「残業させてごめんよ」とか言ってくれる。それだけは救いだなと思う。

 終わらない仕事を前にしながら、前任者の人だったらもっとテキパキ要領よくやってたんだろうな…と思ってしまう。前任者の人も新卒で私と同じ仕事をしていたらしいから、尽く想像して比較してしまう。私は要領悪いし覚えも悪いし明るい性格でもないし、前任者の先輩に比べたら全て劣っているな…と思えて仕方ない。なんでこうして同じ仕事に就けたのか謎だ。

 新人は分からなくて当たり前、先輩や上司になんでも聞いて成長しなさい……とは言うけどさ。
 わからないから業務が進められなくて、一つ一つ聞いて確認して理解して進むしかなくて、終わらせようとしていた仕事が全然終わらない。それで残業。なんで残業なんかすることになったのかといえば、自分のノロさのせいとしか言えないわけだ。そりゃ自己嫌悪も湧き上がる。毎日毎日泣きそうにもなる。早く慣れたい、覚えたい、そのためには一つ一つこの書類の山を片付けていくしかないわけだけど。
 新人なのに容赦ないなと思う度、そんな考えは甘えだと自分に言い聞かせる。甘えるな、これが社会人だろうと。特別扱いを望むのはまだまだ子供、学生気分が抜けてねーぞと。だってそうじゃなきゃやってられない。本当に。


 まぁ、慣れるまではメンタルとの戦いだよね。
 新しい環境は得てしてつらいものだ。生きてるだけで気力が減っていく。でも傍から見たらそれは息をするくらい当たり前のことで、別に褒められる話じゃない。そうは言ってもつらいものはつらいので、こうして連日愚痴を連ねている。いつか振り返ったときに、このつらい日々があって今があるんだとわかるように。

 たくさん食べてたくさん寝て、明日も生きよう。
 
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