![]() |
- 04/07 地獄と知っていたって構わず飛び込んで
- 04/06 新人職員の嘆き
- 03/18 MCUマラソン
- 03/13 興奮を共有できる喜び
- 03/11 アベンジャーズ/インフィニティウォー
Title list of this page
普段は別々で働いている同期が一堂に会し、座学を受ける。
昨日までは、研修の日は定時で帰れるし仕事もないし受け身だし楽だな〜と思っていたのだが、今日の帰りも泣いてしまった。運転しながらボロボロと涙が溢れた。
同期と上手くいっていないのが問題だ。
今日も友達が作れなかった。座席は最後尾だから周りの席の人と話して仲良くなることもなかったし、話しかけようにもみんな既に周囲と仲良くやってるように見えて、なんか自分だけ浮いてるなと強く思った。
なんか見たことあるなとずっと思っていた子が同じ高校出身だと気づいたのも今日。漏れ聞こえた会話から判明したのだが、だからなんだという感じ。高校時代に接点があったわけじゃない。声をかけるほどでもない。
その上その子はちょっとした憧れで、私の中ではとてもかっこいい人に位置づけられている。だからなのか「この子は真面目に研修を受けているのに自分は…」と勝手に劣等感が降り積もり、何の接点もないのに苦手意識が育っていった。多分会話したらこの意味不明な苦手意識も溶けるのだろうけど、しばらくは正直会いたくない。
面白そうな子だと思って、声をかけようとした子もいる。でもいざ近づくと、部署どころか勤務先もかけ離れてて接点もなく席が違いわけでも同じ趣味があるわけでもない自分がいきなり話しかけるなんて気持ち悪いもいいところだろう、と思い留まってしまった。このとき本当に自分の陰キャスイッチがONになっているなと自覚した。殻を破れないもどかしさと動かない体。俯いて資料を眺めるくらいしか時間を潰せる方法がなくて、とにかくはやく帰りたかった。
「同期を大切にしましょう」
「笑顔で話しかけていきましょう」
研修でそういう内容の話が出るからこそ、ぼっちで浮いているだけの状況がひたすらに苦しい。自分はコミュニケーション能力をどこに置いてきたのだろうか。少なくとも就活のグループディスカッションで意気揚々と司会進行を買って出た私はもういない。なぜかわからないけど調子がでない。勇気も出ない。自分の席から立ち上がれない。
自分はこういう運命にあるなんて、言い訳だ。
たとえ配属先に同級生が自分しかいなくても、座席が端っこでも、できる人ならちゃんと研修で友達をつくれる。こんな展開ばかり生み出しているのは一重に私がコミュ障だからだ。そんなことはわかってる、わかってるよ……
自分の理想像と現実の乖離があまりにも甚だしくて、談笑する同期を部屋の端から眺めることしかできなくて、劣等感と息苦しさばかりが募って、もう泣くしかなった。私だって周囲の座席の人と談笑したかったな。春休みの思い出とか聞きたかったな。私の名前、存在、誰にも覚えてもらってないだろうな。これ全部、自業自得なんだろうか?
嘆いても明日は来るし、2日後にはまた研修がある。
ここまでくると研修の方が嫌になってくるな。
あと1日で終わるんだけど、それでもね。
ああ、なんて長い1週間なんだろう。
まだ水曜日?勘弁してくれよ気が狂うよ。
それでも毎日をやめないのは、とりあえず負けたくないからかな。「とりあえず今は定時で帰らせてもらってる〜」という同期を横目に、こちとら残業確定のスケジュールを抱えているんやぞという気持ちが、もう前線にいるんだぞという気持ちだけが私を生かしている、気がする。もしかしたらどこの部署も新人だろうがなんだろうが残業しているかもしれない、でも今は「こんなに辛いのは自分だけ」という意識を持たせてくれ。イカれてるかもしれないけど、その意識が諸刃の剣で自分を奮い立たせるから。
明日も生きよう。そして吸収して帰ろう。
職場でちょっと泣きそうになり、必死でこらえて帰宅した。
帰ったらこの映画を見ようと心に決めて一日働いていた。しかしテレビの前には有休をとった父がおり、私はそのまま自室に引きこもった。重たい鞄を降ろした瞬間、鼻の奥がツンと痛くなって涙があふれてきた。
父親にとっても今日は貴重な休日。見たい映画があるからどいて、とは言えない。
そもそもその映画を見るためのサブスクは父が契約しているものだ。自分勝手にしたいなら自分で契約しろという話。
そうじゃなくて。
何故泣いているのか、直接的な原因は思い当たらない。
ただここ数日の(といってもまだ勤務3日目なんだけど)慣れない仕事環境からくるストレスなんだろうなとは思う。仕事が辛いのか、仕事ができない自分が情けないのか、自由な時間が少ない社会人という現実を嘆いているのかは分からない。恐らく全部が全部、ちょっとずつ辛くて、今日抱えきれなくなって泣いてしまったんだと思う。
明日が来るのが怖い。
割と絶望だよ、これ。
でもどんなに絶望していても明日のために準備して、早起きして、弁当水筒用意して、始業に間に合うように出勤しなくちゃならない。そんなものを抱えて生きるのはとてもとても疲れるので、出来ることなら絶望に気づかないふりをしなくちゃならない。知りたくない。でも時々は受け入れて泣いてあげないと、心が壊れていく…気がするな。抱え込みすぎて心が壊れたことなんてないけど。大抵は先に感情が泣いてくれる。
そう思うとこの涙は……頑張ってる証拠、なんだろうな。
頑張っているというか、頑張らざるを得ないというか。
今が辛いのは仕方がないことだと思う。自分は不真面目に生きてきたから、仕事を楽しむ資格はまだない。今は押しつぶされそうな情報量の中で折れずに毎日を生き抜いて、頭が痛くなりそうなぐらい考えて、目の前の業務を片付けるので手いっぱいだ。仕事一つ片づけるのにも先輩や上司に時間をかけて付きっきりで教えてもらわないとできなくて、それ自体は当然だと思うんだけど、効率的とは真逆のとこにいるのが悲しくて、でも教えてもらったからには早く覚えなきゃいけないと思ってしまう。落ち着いてゆっくり覚えたい気持ちと、早く覚えなきゃいけない意識、そのギャップで常に苦しい。
働く前は教育制度充実してますみたいな顔してたくせに、ふたを開けたらみんな残業だらけでクッソ忙しそうで声かけづらい。でも「ちょっと聞いていいですか」って声かけたらすぐ優しく教えてくれるからありがたいし、報いなきゃなとも思う。
まぁ、それと業務量の多さは別問題なんだけど。
新人が配属3日で仕事把握して実務回さなきゃ回らない職場、バグってるだろ。ふつうは部署の概要とか研修とかがあってから、じゃあやってみようかって実務に出るもんじゃないの? いやまぁ、先輩が手を止めて教えてくれたおかげで私の仕事が終わっているわけだから、新人に割く時間は一応あるのか…?あ、でも先輩たち馬鹿みたいに連日残業してるじゃん、そもそも部署が瀕死なとこあるじゃん、前言撤回。
前任者の方がとても優秀な人で、引き継ぎ資料は揃っているわ直近の会議の準備もばっちりだわで本当に感謝しかない。ただ前任者ほどの「できる人」じゃないとやっていけないのかなと思うと、彼女に比べて自分の無能っぷりが出てくるようで自信を喪失する。
それでも配属されたからにはやるしかないんだろう。
新人だから、と甘えている場合じゃない。そんな理想論で今日も自分を追い詰める。
音を上げるのが早いよな。
自分でもびっくりしてる。もう3日目で泣くんだ、って。
でも卑屈にはなっていない。泣けてくるのは仕事が辛いから。そこに自分の能力の無さは関係ないし、自分が人と比べて劣っているなんて思う心は一ミリもない。むしろ耐えて生きている自分を褒めたいまである。そう、辛いだけなんだよね…。ただそこがどうしようもなく悲しい。
もうこの闇を解決するには自分を褒めるしかないよ。
誰も褒めてはくれないこの現代社会、自分で褒める力はとても大切だと思う(何の話)
同期もろくにいない、仕事の全貌も分からない、そんな状態で君はよくやっている。「仕事に拘束されてわずかな余暇を生きるだけの人生、何が楽しいの、生きてる意味あるの?」と思いつつ生きるのをやめないの本当にえらい。今日の仕事、朝からパニックにならずに済んだのは過去の自分が家で仕事を整理していたおかげだよね。ちゃんと積み重ねは生きているよ。過去の自分に生かされているよ。無駄じゃないよ。慣れない環境では昼食もリラックスできないよね。朝から夕方まで気を張っているんだから、疲れたり辛かったりするのは当然だよ。
生きててえらい。そしてこうして吐き出せてえらい。きっと未来の自分はこれを読んで今日を思い出すだろう。どんよりと曇って、少し雨の降った寒い春を。「あのとき辛かったけど生き抜いた」ことはトラウマにもなるけど、しぶとさにもなるし、悪くはないと思うよ。
書けて良かった。
こうして苦しみを言語化することだ多少は落ち着く。本当につらいときは何もしたくなくなるところ、私にはこういう習慣があって良かったなと思う。いつかこの経験が何かの役に立つ日も来るだろう。そう思うと、もう少し生きてみようかなとも思えてくる。
というわけで、ちょっとずつメモしてた感想を載せます。
ネタバレ含みます!
【フェイズ1】
アイアンマン
なぜかDisney+にないので別のサービスで観た。
当たり前だけど初作だからわかりやすいし映画として面白い。スーツがどんどん改良されていく過程にわくわくする。今思うとこの頃の敵はまだ人間だったなぁ。今後の敵のランクアップを考えると、トニー(主人公)が『アベンジャーズ』のあとに病んじゃうのも理解できる。
エンドゲームまで観て思うこと
MCUには元々パワーを持っていたり、望んで英雄になったりと様々なヒーローがいるけど、中でもトニーは最も自発的に英雄になったヒーローだと思う。キャプテン・アメリカも自発的にパワーを手に入れたといえばそうだけど、なんて言ったらいいかな、キャップの戦いは陰謀に巻き込まれたものというか、運命の力みたいなものが強いと思うんだよね。でもトニーは、振り払おうと思えばアベンジャーズとしての戦いに無視を決め込むこともできたと思う。それでもスーツを着て戦った。あの傲慢な若者がここまで成長した、ヒーローになった、そういうところがとても好きだな。時にはスーツに依存することもあるけど、誰よりも人間らしく、誰よりもヒーローに近い男。彼から物語が始まるのとてもアツいよね。
インクレディブル・ハルク
愛がテーマのロマンチックな話だった(拡大解釈)。あとのハルク役は俳優さんが変わってしまうので不憫な話でもある。王道。MCU的にはどういう位置づけの作品(無かったことにされているのかどうか)かわからないので、なんともコメントしがたい。
アイアンマン2
映画として面白いかどうかは別として、トニーの父親や S.H.I.E.L.D. について理解するには観なきゃいけない。面白いかどうかは別として。
マイティ・ソー
SFっぽいシリーズから一転ファンタジー。ロード・オブ・ザ・リングにどハマりした身としては好みの世界観で嬉しかった。ソーはお皿拭き手伝うし礼儀正しいとこもあるし、脳筋の割に好感度高い。そして弟ロキもキャラ立ってていいな。…と、このときはその程度に思っていましたね。ロキが幻覚使ってソーを奇襲するところ何度見ても笑える。
エンドゲームまで観て思うこと
とりあえずトムヒ(ロキの俳優さん)がめっちゃ若い。そしてまだこの頃のロキはちゃんと兄上とお父さんが話を聞いてあげたら、サノスに目をつけられることはなかったんじゃないかな…。
キャプテン・アメリカ
戦争モノがくるとは思っていなかったので楽しめた。キャプテン・アメリカについて知っていることが何一つなかったので、なんでそんな青タイツなのか等疑問が氷解した。スティーブ(主人公)が高潔な人物すぎて、Twitterでネタにされてるのを普通に笑ってたのが申し訳なくなってきた。
エンドゲームまで観て思うこと
初恋の人を忘れられないスティーブ一途で解釈一致、以上です。ダンスできて良かったねぇ…!!
アベンジャーズ
いきなり集められて疑心暗鬼だったヒーローたちが結束する様は胸が熱くなるね。この映画で一気に引き込まれ、MARVELシリーズが好きになったところある。ドヤ顔で矢を掴んだ次の瞬間に吹っ飛ばされるロキのシーンが大好き。スーツ姿のロキも大好き。あれ?ロキばっか見てるな…。
エンドゲームまで観て思うこと
みんな若い。この頃からロキにサノスの影がちらついてて今後の運命を示唆しているのがもう耐えられない。
【フェイズ2】
アイアンマン3
トニーは俺様で傲慢でいけ好かないと思っていたけど、理解を超える出来事に苦悩したり人並みに慈悲があったりと、アベンジャーズのなかで1番人間らしいところは好き。でも陰キャいじめて返り討ちにあっているのは自業自得なので同情はしません。主人公が続編で病んじゃう展開は好かないけど、2よりは面白かった。
マイティ・ソー2
母親の死を悲しむロキ、嬉しそうに兄上の横を歩くロキ、敵討ちのために活躍するロキを見て「あっ一番好きな映画になるなこれ」と思った。この頃から悲劇の悪役ではなく生粋の悪戯好きっていうのが本当のロキなんだろうなと感じ始める。
ソーの恋人ジェーンがロキをはたくシーンが大好き(さらにはたかれたロキがジェーンを見つめているのも意味わからんけど可愛くて好き)。さらにロキが飛行船から突き落とされるところも好きw とにかく兄弟の煽りあいが最高。ソーとジェーンの恋はハルク並にロマンチックで良いなぁと思ってしまうけど、2年も彼女をほっといたソーはもっと殴られていい。そりゃ後々放置されて別れても文句言えないぞソー。
キャプテン・アメリカ2
死んだはずのキャップの親友、バッキーが初登場。戦争時代はそうでもなかったけど、ウィンターソルジャーとして現れたバッキーの髪型がかなり好みで好きになっちゃった。
時代に翻弄されながらも逞しいキャップが健気でなんか良い。映画なんだけど、読後感が良いって言いたくなる。キャプテン・アメリカの話はちょっとシリアスであと引くんだよね。
エンドゲームまで観て思うこと
ストーリーというかバッキーの背景を考えると悲しみしかないけど、この頃のキレキレのバッキーはそんなこと頭から吹っ飛ぶくらいかっこよかったなぁということです!!!!髪型が好きとか言ってたら全部好きになっちゃった。バッキーとキャップ&ブラックウィドウが高速道路でバトルするところもう1回観たい。
GotG
キャラ多すぎて把握大変だったけど最後はみんな協力してたので良かったです(小並感)。単体で戦うヒーローも素敵だけど、チームでワイワイ戦うのも面白いよね。ヨンドゥの戦闘シーンがカッコよくて度肝抜かれた。グルートが死んだときはアライグマと一緒に泣いた。グルートが生きててよかった…。
アベンジャーズ2
序盤のアベンジャーズみんなでパーティやってるシーン大好き。「ソーのハンマー持てるか選手権」がなかなか面白いし、ジャケット着てるソーがイケメンすぎる。神話組の現代服は心臓に悪いんよな…。
後半、アベンジャーズで唯一妻子持ちのホークアイが子供(ワンダ)を諭すところ、子供がいるホークアイが言うからこそ痺れた。これがキャップやソーだったらこんな感動しなかったろうな。
この戦いの被害のせいであとあとアベンジャーズが分裂の危機に陥るわけだけど、無我夢中で戦ってるのに被害抑えろとか無茶すぎね?とは思う。
アントマン
単体物として結構面白いと思う。昆虫が苦手な人は見ない方がいいかも。昔見た事あるので今回はさらりと流しました。
【フェイズ3】
シビル・ウォー
キャプテンとトニーの対立からアベンジャーズが二分される話。仲間割れしてるけど最後には丸く収まるんだろ…って思ってたらガチで決裂して心に深いダメージを負った。キャップもバッキーも好きだからこそ、彼らがトニーの元を去ったという事実が辛い。不可抗力で罪を犯したバッキーも可哀想だけど、これは被害者のトニーに殴る権利あるだろ…と思ってたらバッキーとキャップが2人がかりでトニー殴ってて「それは違うやん!?」ってなった。でもバッキー好きだよ…バッキー…。キャップが彼女とキスしてるところを最高の笑顔で眺めているバッキーとファルコンが可愛い(でもそのあとに死闘が待っている)。
途中からアントマンとスパイダーマンが出てくるんだけど、数年前にチラ見しただけのスパイダーマンの少年は顔覚えてて、何故か同じ日に見たアントマンの顔は完全に忘れてた。ごめんて。
とにかくしんどかったので、今後私を情緒不安定にさせたきゃ持ってこいって感じの映画。
エンドゲームまで観て思うこと
エンドゲームまで観ても、バッキーの「(自分が殺した人間は)1人残らず覚えてる」というセリフがMCUで自分に刺さったセリフランキングTOP3に入る。それくらいこの映画でバッキーにやられた。洗脳されて仕方なく殺してたのに記憶はあるって残酷。そしてエンドゲームでキャップの親友の座をファルコンに譲るバッキー。あのシーン、何考えてたんだろうね。そういう陰があるところが好きなんだけど。
ドクターストレンジ
もともと見たことあったけど、2回目でもやっぱり面白かった。かなり好き。魔法×現代な世界観が他の作品とは逸脱していて新鮮。そして主人公がどんどん力をつけていく過程はやっぱりわくわくする!
ストレンジの兄弟子としてCV小野大輔が出てきたので、マイティ・ソーの兄弟とコラボしてくれたら実質スターダストクルセイダース。
エンドゲームまで観て思うこと
MCUのこと何も知らずに「ストレンジ先生の続編まだかな!」って言ってた過去の自分に「いいからインフィニティウォーとエンドゲームを見ろ、チート並に活躍してるぞ」って言い聞かせたい。
マイティ・ソー3
ロキがたくさん出ると聞いて待ちきれずに順番(公開順)をねじ曲げて観てしまった。
なんだこのロキファン大量生産映画。3作目への好感度が2作目どころか1作目を越えることってある?というくらい好き。今のとこMARVEL史上1番好き(なんならパンフレット買った)。ロキの出番が沢山ある。徹頭徹尾ロキが色んな顔をする。そしてお兄ちゃんと一緒に戦う、背中を預ける、指示に従う、傍に立つ!!! えっこれ本当に公式ですか?オタクの妄想じゃなくて?ありがとう生きててよかった………
エンドゲームまで観て思うこと
この直後にあれが待ってると思うと何も言えない。
GotG2
MARVEL史上いちばん泣いた(一人で観てたせいだと思います)。もともとGotGシリーズは負け組たちの再起物語って感じで好感度高かったんだけど、今回は家族の絆にフォーカスしててかなり泣かせに来てた。ピーター(主人公)がヨンドゥ(ピーターに処世術叩き込んだ人)に本当は愛されてたってだけでうるうるしたのに、そのヨンドゥがピーターの為に死んでしまう場面、そしてヨンドゥのかつての仲間たちがヨンドゥを称える場面で号泣してしまった。ヨンドゥの全てが報われててピーターもそんな父親を誇りに思っているのが伝わってきて最高だった。こんなベタな感動にまんまとハマっているのが悔しく、でも楽しくもあるw
エンドゲームまで観て思うこと
ピーターここで父親亡くして、幼少期に母も亡くして、そしてインフィニティウォーで恋人まで亡くすのかわいそすぎんか?
スパイダーマン/ホームカミング
見たことあるのでさらりと流した。庶民から見たアベンジャーズが描かれているのは貴重。アベンジャーズの進捗としては、トニーがやっと籍入れた。キャップが現代でも広告塔にされているのワロタ。キャップ、アベンジャーズ抜けたのにまだ使われてるのか。
ブラックパンサー
アフリカ部族の文化とテクノロジーが融合していて新鮮な雰囲気の映画だった。敵も主人公も先代のゴタゴタによって戦う運命になってしまったので可哀想。でも敵がいたからこそ主人公は国の命運を変える決意ができたんだよね。
アベンジャーズ/インフィニティウォー
は?(詳細は前の記事で)
アントマン&ワスプ
(時間都合により未視聴)
キャプテン・マーベル
(時間都合により飛ばし飛ばしで視聴)
めっちゃ強い力を得た女の子の話。たとえ失敗しても諦めない、何度でも立ち上がることの強さを教えてくれる。笑えないくらい強い。フューリーの若い頃の姿が出てくるのもポイント。
エンドゲームまで観て思うこと
信じられないくらい最後まで強い。
アベンジャーズ/エンドゲーム
インフィニティウォーの厄災からの復活を描く。今まで見てきたシーンがどんどん出て来て懐かしかったし、ああこれだけの戦いを自分は見てきたんだなと感動した。アベンジャーズサーガの集大成なだけあって迫力は桁違い。鳥肌ポイントが多すぎる。たとえば、ストレンジの魔法であらゆるヒーローが集結したところ、とんでもねぇ規模で行われる戦闘シーン、「アベンジャーズ、アッセンブル!」というキャップの掛け声、「私がアイアンマンだ」というセリフなどなど。
あと個人的に感動したのは、ブチ切れて終始シリアスなソーがサノスの首をはねるところ、トニーの葬式にたくさんの仲間が詰めかけたところ…ですかね。ロキが殺された時からソーがサノスを殺してくれなきゃヤダってずっと思ってたので(怒り任せだしこれのせいでソーが病んじゃうとはいえ)殺ってくれてよかったし、トニーに関してはもう…あの傲慢で機械しか友達のいなかったメカニックは、ヒーローという仕事を通してこれだけの仲間に巡り会ったんだなという感慨がね…。物語はアイアンマンで始まりアイアンマンで終わる。トニー、ありがとう。よく休んでくれ。
長い長い物語を見届けた満足感がある。
2月中旬くらいに『アイアンマン』を見始めてからひと月しか経ってないけど、いい世界を見せてもらったなーと思う。MCUに出会えてよかった。
これでやっとワンダヴィジョンの続きを楽しめるし、今月にはファルコン&バッキーのドラマも始まるし、6月にはなんとロキ主役のドラマもあるので、まだまだ楽しめそうで今からワクワクしている。ありがとうDisney+、ありがとうマーベル、気が向いたらアメコミも買います。
映画自体の感想はまぁ置いといて、今回は映画を観た環境について書きます。
3月1日に友人にアベンジャーズを(というかロキを)布教しようと、PC画面が壁に投影できるタイプのカラオケルームで鑑賞会をしました。その擬似映画館がなかなか迫力あって気に入って、今日に至るまで計5回、友人とそこに通いつめることになりました。
結局、一緒に観たのは『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー/ダークワールド』、『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『アントマン』、『シビル・ウォー』、『ドクターストレンジ』(ざっくり)、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』、『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティウォー』、『キャプテン・マーベル』(ざっくり)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』……13個……?マジか……結構観たな。人生で一番、短期間で映画観た週間かもしれないですね。
もちろんお金はかかったんですけど、たくさんの映画をでかい画面で見られたのは迫力が段違いで良かった。すごい映画を観て「これをスクリーンで観たかったなぁー!」って思うことは何回がありますが、今回は没入感がほぼ映画館と同等でした。持ち込みOKのお店だったので、お菓子やジュースを気にせず楽しめるというところも良かった。そして個室だからもちろん喋っていい。まさに映画館とお家鑑賞の良いとこ取りをしたような環境でしたね。
何より友人と興奮を共有できたのがとても楽しかったです。1人じゃこんなとこで観ようとは思わなかっただろうし、その場で得た興奮を語り合える喜びは何より尊い。もちろん1人でじっくり観ることもそれはそれで大切です。でも好きなものの話が友達とできるってことに最高の喜びを感じるタイプなので、今回の出来事は本当に連日幸せでした。
明日からまた忙しいけど、明日に響くとしても、今日こうしてやりたいことをやれて満足しています。濃い春休みを過ごしたなと心から思えるって、良いよね。この春休みは友達と旅行なんて以ての外、という状態だったけど、旅行に行かなくても思い出は作れるんだなと確信しました。
来月から社会人になるにあたり、もうこうして頻繁に遊ぶことはなくなるだろうけど、それでも今日のことを思い出してまた観たいと思いました。
これからアベンジャーズのテーマを聞くたびにヒーロー達を思い出して、そしてこの短くて濃いカラオケルーム映画マラソンも思い出したいですね。たしかにここには良い思い出があったんだよって。
おやすみ!
ネタバレします。
今回観たのは『アベンジャーズ/インフィニティウォー』(アベンジャーズ3)。2月の終わりから始まった『アベンジャーズ/エンドゲーム』(アベンジャーズ4)をゴールとする、卒業までMARVELいくつ観れるかなチャレンジももう終盤。ロキにハマってからは時の流れが早く感じました。
率直な感想としては、「苦しい」……かな。
理由は以下の通り。
・ロキが死ぬから
・他にも馴染みのキャラが死ぬから
・物語が絶望で終わるから(アベンジャーズ4に直接続く)
・ロキが死ぬから(しかも冒頭で)
・ロキが死ぬから(これでソーは家族がいなくなってしまった)
はぁ〜〜〜クソ辛い。
(汚い言葉を使うとスティーブに怒られますね)
実際ロキがサノスに殺されるところは衝撃が強すぎて処理しきれなかったんですけど、ロキの死を見届けサノスから逃げたソーが「国民は虐殺された、父も死んだ、母も死んだ、姉は殺した、弟も死んだ」(うろ覚え)って泣きながら語っているシーンでボロッボロに泣きました。ただでさえ前作(マイティ・ソー3)でオーディンが消えたときに「これでもう家族は2人だけなのか…」って思ってたのにこんな…こんな仕打ちあります!? マイティ・ソー3で愉快な笑顔が多かった快活なあのソーが、悲しみと復讐心に打ちひしがれて、乾いた笑顔を張り付かせて涙流しながら家族のこと語るなんて、そこでようやくこれは悲しいことなんだと脳が理解してもう情緒がぐしゃぐしゃになりました。マイティ・ソー3でやっっっとソーとロキが和解したんやぞ…、あんなに仲悪かったのに、1500年一緒にいたのに、傍にいたのに……。そりゃお兄ちゃんも命懸けでハンマー作るし怒りのパワーで他のどのヒーローよりもサノス殺害に近づくわ。ソーが仇打ってくれなきゃもうやだもん…。
ロキは悪いことしてヒーローにボコられてほしかったけど、死んでほしいわけじゃなかった。これは心からそう思う。少なくともヒーローじゃなくヴィランに殺られるのは1番見たくないシナリオすぎて心が痛い。なんだこの気持ちは……推しが死ぬのは初めてじゃないだろ……いやでもこんな冒頭でかませ犬みたいに殺されるのは初めてだよ。ただただ悲しい。
昔のロキだったらソーのことほっといてサノスに寝返っただろうに、お兄ちゃんのためにわざわざ名乗って喉元に刃つきつけて返り討ちに遭うなんて…お前…!改心したんだなと思えるだけに辛さが桁違い。
ロキのこと切り離して考えても、最後はサノスの思い通りになってしまうという絶望で終わるので、エンドロール流れたときは「これで終わり…?」と動くことが出来ませんでした。これ当時に劇場で観たファン大丈夫か? 少なくともロキファンは残りの2時間20分話が頭に入ってこなかったでしょ…同情します。マイティ・ソー3を観たときは「これ当時劇場で観たかったな〜」とか言ってたけど前言撤回しますわ。しかもアベンジャーズ3と4の間に2本ほかの映画が上映されたのもキツい。完結したあとのオタクでよかった。
でもアクション多くてとても良かったなぁ。
今まで見てきたヒーローが(アントマンとホークアイ以外)みんな出てきて一緒に戦って、喋って、胸が熱くなるところがいくつもありました。特にヒーローたちの対面と共闘はほんとにファン泣かせで良い。シリアス雰囲気のキャプテン・アメリカシリーズのキャラと、賑やかなガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのキャラが一緒にいるところとても愉快。ほんとに同じ時空の話だったんだーってなりますね。バッキーとアライグマのことだよ。ドクター・ストレンジとトニーの傲慢組(言い方w)が相性悪くて初対面で喧嘩ばっかりなのも解釈一致でありがたかったです。
アクションもヒーローの盛り合わせって感じで豪華で良かった。ロキが殺されたあとはソーばっか見てたのでソーのシーンしか思い出せないんですけど、ソーほんと強くてかっこええよ。今回の主人公だれ?って聞かれたら即答でソー。
今すぐアベンジャーズ4を見たい。
終わりを見届けたい。
でも4で知らないキャラとか出てくるの嫌だから、ちゃんと全部理解したいから、間に上映された2本を観てからにしたい気もする。しかしですよ、実は3月の頭からMARVELマラソンは友人を巻きこんでやってまして、友人と一緒に見られるのはあと1回(しかも半日)なんですよね。そこで3時間もあるアベンジャーズ4(ボリュームが馬鹿)の前に2本も見ている余裕はないし、なんなら友人と会う前に私が2本も見る余裕もない。なので、知らないところはあとで補完するつもりで観るしかない…。『キャプテン・マーベル』くらいは見といたほうがいい気もするけど。
まぁ冷静に考えるとロキはアベンジャーズ1で地球支配しようとして何人も殺してるんで、今更殺されてもおかしくない立ち位置ではあったんですよね。因果応報というか。そこを改心したところを描いてしまうからこんな辛いのであって、MARVELはこんな地獄をどうして生み出したの…?という気持ち。最後までロキがクズだったらこんな辛かないんだよなぁ…。こんなことになったのに友人は「MARVELは面白いぞ!」って勧めてきたんだったと思うと人間不信になってしまいそう。でも面白いのはほんと。ロキだけじゃなく、ソーやキャップ、バッキーやヨンドゥといった愉快な仲間たち()に出会えたのは楽しい。今はちょっとまだ現実を受け止められない気持ちが強いけど。
また長々と語ってしまった。
全部見届けるまでがんばるぞ!最後までよろしく!