- 07/31 あくねこのミュージカル
- 07/31 スパイダーマン Brand new day
- 06/28 奏で手のヌフレツン
- 06/16 恋愛市場に向かない人間
- 12/31 終わる2025年
This is new entry
恋愛の日記を書くぞ。
恋愛関係の話題が苦手な方は閲覧注意です。
2025年12月。事件は起きた。
同僚と登山をした帰り道のことだった。
「夜導さんは、彼氏つくらないの? 恋愛市場って20代を境に難易度上がるからさ、本気になってから男を探しても難しいんだよ。少しでも結婚願望があるのなら、若いうちに恋愛を経験して、自分の理想のタイプを固めておくのが最効率だよ」
楽しい登山の日が台無しにはなったが、ぐうの音も出ない正論だった。
ただの「はやく結婚しろ」説教なら受け流していた。でも理詰めで生きやすくなる方法を説かれると、私は弱い。本心から納得してしまったからこそ、忘れられなかった。
早速、12月中に街コンに行った。男女合わせて20人も集まらない小規模なもの。
自分が強火オタク(推しキャラが行動原理の中心)なので、同じように二次元ガチ恋オタクに出会えたら話が弾むかと思い、「アニメ好きあつまれ!」って感じのイベントを選んだ。人が何かに狂っているのを聞くのは好きだから、雑談タイムで推しへの愛をたくさん聞かせてもらおうと思っていた。
ふたを開けたら「アニメいろいろ見てます~。推し……?いやぁ、見た目が好きな子はいるけど……」というライトな人種ばかりで早々に挫折した。そりゃそうだよな、「アニメ好き」って謳っているのだから偽りはない。イベント側は何も悪くない。私の認知が歪んでいただけだ。……知らなかったけど、推し活している人種って総人口から見たら異端児だったんだね?
一応イベント後に声をかけてくれた子はいる。何度かデートしたけど、年が離れていたため、私がそういう目で見られなかった。ごめんな。クリスマス(イブじゃないよ)に一緒に焼肉食べて、イルミネーションが見られるが人の多くないスポットで告白してくれた君、その雰囲気を作るために奮闘する心意気は素晴らしいのでぜひ大事にしてくれ。ほんとごめん。(この話は男女関係なく複数のリア友に話したが、例外なく「お前はひどい女だな」「あまりも鈍感すぎる。クリスマス舐めてんのか。恋愛界隈では世界で一番大事な日だぞ」「クリスマスにイルミネーション見て告白して失敗することってあるんだ……世の中辛すぎる」等、ボロクソに批判され、心底反省した。とはいえ、じゃあどうしたら良かったんだよ! カップルがクリスマスをイベントとして熱い気持ちで楽しむのはわかるよ!?イベントってテンション上がるもんね! でも、クリスマスだから告白するって何!!??お前の愛はクリスマスで増幅してるだけなんか!!??)
そして数週間後、職場の先輩に相談したら「あなたが探しているような強火オタクは、そもそも恋愛している暇がないので、そういう場には出ません」と真理をお出しされた。当然だった。でもこれって詰みじゃない? 強火オタクと出会う場所はオタ活イベントなわけだが、私は別にそのコンテンツに興味はない。終わり。
この路線は無意味だと悟る。
街コンで即席の出会いは試したので、次はマッチングアプリを触ってみた。
街コンに飛び込む前にもマッチングアプリは触っていたのだが、そのときは今以上に「恋愛を考えてみる気にはなったけど、そもそも自分が恋愛したいかどうかも検討中なんだよな」というへっぴり腰だったため、誰ともメッセージが続かなかった。街コンを経験したあとにようやく余裕が出てきたため、再戦。
自分の写真を厳選し、どんな自分として見られたいかを考えながらプロフィールを書き、印象が良くなるようにメッセージに気を配る。相手の条件を見て、自分が好きになれるかどうか考えながらやり取りする。
感じている苦痛が就活と一緒だった。
無理だ、もうやめよう……と思った頃、何度もいいねを送ってくれた人と会うことになる。これがうまくいかなかったらマチアプから距離を置くつもりだった。
結果的に、付き合ったけど、別れた。
花見をしたり、居酒屋を巡ったり、ドライブしてプラネタリウムや海を見に行ったり、ディズニーシーに行ったり、猫カフェに行ったりした。どれも楽しくて素敵な思い出だ。なぜ続かなかったのか?……これ以上恋愛的な意味で好きになることはないだろうな、と思ったから。身勝手な理由なのは百も承知しているが、私はこの緩やかな死のような展開が耐えられなかった。あとお互いが奥手すぎて、相手に踏み込む話が一切できずに時を浪費している感覚があった。一方的に歩み寄る努力ができるのも、付き合い始めて3か月が限度。そこまでに波長が合わなかったので、これ以上付き合うのは不誠実だと思った。
以上の理由を別れ話として打ち明けるのは緊張した。でも彼だって告白してくれたときは緊張したはずなので、私が日和るのはおかしな話。告白といえば、告白してくれたときはドライブデートのあとだったんだけど、車内じゃなくて車から降りた別れ際に告げてくれたのが好印象だったな。別れ話の緊張は意外と重く、不安な私は何度もAIに想定問答を作らせていた。実際はあっさり終わった。最後の日に「先週誕生日だったでしょ……」と欲しがっていたおしゃべりフラワーをくれた。素で「えっマジで!?ありがとう……!お礼に何か買うよ!いつでも言って!」と口走ってしまった。笑われた。
ここまでの経験で得た知見は、恋愛市場に向いていないってこと。
マチアプ反対派の友人が「恋愛するために出会うの意味わからん。共通の趣味とか仕事とかで出会って、そこから惹かれるから恋愛するんじゃないの」と言っていた。めっちゃわかる。マチアプを経験したからこそ、めっちゃわかる。私は、そっち側じゃないと楽しくない人間だ。
恋愛が前提の出会いは、人生の価値は恋愛と錯覚しそうな気持ち悪さがある。就活は学生時代の活動や思考回路をPRし、「自分はこういう生き方をしてきたこういう人間だから、御社で活躍できます」と人生を語って行うものだ。それを恋愛でやるとこうなる。もちろん本気でいい出会いを探したい人も大勢いるだろう。その価値観を否定するつもりはない。むしろ、恋愛を就活と同様に「人生のうちに必要なイベント」として受け入れ、割り切って、本気で恋愛市場に飛び込めるのは一種の才能であり、尊敬の念すら覚える。今の私には、そこまでしてやる必要があるとは思えない。
まぁ12月から現在までいろいろあったけど、経験したこと自体は悪くないと思っている。飛び込まなければ、いつまでも目を背けてきたことだったから。そして行動したことで、完全論破された焦りはかなり小さくなった。
現在は反動で推し活に全力投球中。
今月は4回も観劇(2.5次元ミュージカル)があります。最高だね。この内容も日記にしたためたい。
思い出は多いほうが勝ちなのだ。おやすみ!
恋愛関係の話題が苦手な方は閲覧注意です。
2025年12月。事件は起きた。
同僚と登山をした帰り道のことだった。
「夜導さんは、彼氏つくらないの? 恋愛市場って20代を境に難易度上がるからさ、本気になってから男を探しても難しいんだよ。少しでも結婚願望があるのなら、若いうちに恋愛を経験して、自分の理想のタイプを固めておくのが最効率だよ」
楽しい登山の日が台無しにはなったが、ぐうの音も出ない正論だった。
ただの「はやく結婚しろ」説教なら受け流していた。でも理詰めで生きやすくなる方法を説かれると、私は弱い。本心から納得してしまったからこそ、忘れられなかった。
早速、12月中に街コンに行った。男女合わせて20人も集まらない小規模なもの。
自分が強火オタク(推しキャラが行動原理の中心)なので、同じように二次元ガチ恋オタクに出会えたら話が弾むかと思い、「アニメ好きあつまれ!」って感じのイベントを選んだ。人が何かに狂っているのを聞くのは好きだから、雑談タイムで推しへの愛をたくさん聞かせてもらおうと思っていた。
ふたを開けたら「アニメいろいろ見てます~。推し……?いやぁ、見た目が好きな子はいるけど……」というライトな人種ばかりで早々に挫折した。そりゃそうだよな、「アニメ好き」って謳っているのだから偽りはない。イベント側は何も悪くない。私の認知が歪んでいただけだ。……知らなかったけど、推し活している人種って総人口から見たら異端児だったんだね?
一応イベント後に声をかけてくれた子はいる。何度かデートしたけど、年が離れていたため、私がそういう目で見られなかった。ごめんな。クリスマス(イブじゃないよ)に一緒に焼肉食べて、イルミネーションが見られるが人の多くないスポットで告白してくれた君、その雰囲気を作るために奮闘する心意気は素晴らしいのでぜひ大事にしてくれ。ほんとごめん。(この話は男女関係なく複数のリア友に話したが、例外なく「お前はひどい女だな」「あまりも鈍感すぎる。クリスマス舐めてんのか。恋愛界隈では世界で一番大事な日だぞ」「クリスマスにイルミネーション見て告白して失敗することってあるんだ……世の中辛すぎる」等、ボロクソに批判され、心底反省した。とはいえ、じゃあどうしたら良かったんだよ! カップルがクリスマスをイベントとして熱い気持ちで楽しむのはわかるよ!?イベントってテンション上がるもんね! でも、クリスマスだから告白するって何!!??お前の愛はクリスマスで増幅してるだけなんか!!??)
そして数週間後、職場の先輩に相談したら「あなたが探しているような強火オタクは、そもそも恋愛している暇がないので、そういう場には出ません」と真理をお出しされた。当然だった。でもこれって詰みじゃない? 強火オタクと出会う場所はオタ活イベントなわけだが、私は別にそのコンテンツに興味はない。終わり。
この路線は無意味だと悟る。
街コンで即席の出会いは試したので、次はマッチングアプリを触ってみた。
街コンに飛び込む前にもマッチングアプリは触っていたのだが、そのときは今以上に「恋愛を考えてみる気にはなったけど、そもそも自分が恋愛したいかどうかも検討中なんだよな」というへっぴり腰だったため、誰ともメッセージが続かなかった。街コンを経験したあとにようやく余裕が出てきたため、再戦。
自分の写真を厳選し、どんな自分として見られたいかを考えながらプロフィールを書き、印象が良くなるようにメッセージに気を配る。相手の条件を見て、自分が好きになれるかどうか考えながらやり取りする。
感じている苦痛が就活と一緒だった。
無理だ、もうやめよう……と思った頃、何度もいいねを送ってくれた人と会うことになる。これがうまくいかなかったらマチアプから距離を置くつもりだった。
結果的に、付き合ったけど、別れた。
花見をしたり、居酒屋を巡ったり、ドライブしてプラネタリウムや海を見に行ったり、ディズニーシーに行ったり、猫カフェに行ったりした。どれも楽しくて素敵な思い出だ。なぜ続かなかったのか?……これ以上恋愛的な意味で好きになることはないだろうな、と思ったから。身勝手な理由なのは百も承知しているが、私はこの緩やかな死のような展開が耐えられなかった。あとお互いが奥手すぎて、相手に踏み込む話が一切できずに時を浪費している感覚があった。一方的に歩み寄る努力ができるのも、付き合い始めて3か月が限度。そこまでに波長が合わなかったので、これ以上付き合うのは不誠実だと思った。
以上の理由を別れ話として打ち明けるのは緊張した。でも彼だって告白してくれたときは緊張したはずなので、私が日和るのはおかしな話。告白といえば、告白してくれたときはドライブデートのあとだったんだけど、車内じゃなくて車から降りた別れ際に告げてくれたのが好印象だったな。別れ話の緊張は意外と重く、不安な私は何度もAIに想定問答を作らせていた。実際はあっさり終わった。最後の日に「先週誕生日だったでしょ……」と欲しがっていたおしゃべりフラワーをくれた。素で「えっマジで!?ありがとう……!お礼に何か買うよ!いつでも言って!」と口走ってしまった。笑われた。
ここまでの経験で得た知見は、恋愛市場に向いていないってこと。
マチアプ反対派の友人が「恋愛するために出会うの意味わからん。共通の趣味とか仕事とかで出会って、そこから惹かれるから恋愛するんじゃないの」と言っていた。めっちゃわかる。マチアプを経験したからこそ、めっちゃわかる。私は、そっち側じゃないと楽しくない人間だ。
恋愛が前提の出会いは、人生の価値は恋愛と錯覚しそうな気持ち悪さがある。就活は学生時代の活動や思考回路をPRし、「自分はこういう生き方をしてきたこういう人間だから、御社で活躍できます」と人生を語って行うものだ。それを恋愛でやるとこうなる。もちろん本気でいい出会いを探したい人も大勢いるだろう。その価値観を否定するつもりはない。むしろ、恋愛を就活と同様に「人生のうちに必要なイベント」として受け入れ、割り切って、本気で恋愛市場に飛び込めるのは一種の才能であり、尊敬の念すら覚える。今の私には、そこまでしてやる必要があるとは思えない。
まぁ12月から現在までいろいろあったけど、経験したこと自体は悪くないと思っている。飛び込まなければ、いつまでも目を背けてきたことだったから。そして行動したことで、完全論破された焦りはかなり小さくなった。
現在は反動で推し活に全力投球中。
今月は4回も観劇(2.5次元ミュージカル)があります。最高だね。この内容も日記にしたためたい。
思い出は多いほうが勝ちなのだ。おやすみ!
PR
COMMENT