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日記、感想、オタ活・・・ごちゃまぜ雑多の物置蔵
 虚淵シナリオのかっこよすぎる人形劇
 3期~最終章までイッキ見しました。

3期
 新キャラみんな面がいい!!美形!!目の保養!お人形ってやっぱいいなー!!!萬軍破が好みど真ん中だし、性格ヤバイけど皇女もかわいすぎ。物語が進むにつれ、オープニング映像が「こういう意味だったのかー!」って分かってくるの気持ちいい。

 そして今回も凛雪鴉の大立ち回り回あって嬉しかった。シーズンが進むごとに"むしろ"好きになっていく。のらりくらりと詭弁を並べるところも、生き生きと他人を翻弄するところも、悪巧みバレて焦るところも、不患にガチで怒られるところも全て見ていて楽しい…。学生の頃は凛雪鴉が外道すぎて嫌いだったのに、10年もあれば人の好みって歪むんだな…。


4期
 異飄渺本人に思い入れはないが、「このビジュアルのCV花江夏樹」は需要しかないのでまだガワが生きてるの大変助かりますねぇ!3期キャラほんとみんなすき

 魔界伯爵の入り組んだ人生の動機、魔王の心変わり、倒せない強敵を宇宙で始末(これは3期)、幼少期の人物がタイムリープして未来で師匠に会うとか、あまりにも虚淵玄!
 真相が分かってくるクライマックス、自分の出自を知った凛雪鴉の考え方があまりにも化物すぎて素で「やべぇヤツ…」って言っちゃった。てっきり魔王生き写しの自分の姿形を利用して悪巧みするのかと思ったが、「自分を欺ける好機」そうか、そうきたか。やべぇな。


映画
 シナリオがやりたい放題すぎる…!なんかもう「これやっとけばカッコいい物語になるだろ」が全部入ってる。

 最終決戦が結構あっけなく終わり、凛雪鴉も特に苦戦してないし、いやいや待てよまだ回収してない話があるぞ!?スタッフロールまだ流れるなよ!?とハラハラした気持ちで後日譚シーンを見ていた。クライマックスより逆にドキドキしていた。最終的には私が見たかった話はすべて解決してくれたし、不患の肩の荷は降りたし、凛ちゃんの退屈もまだ埋められそうなので大団円だな~と思えた。ポスターで大団円を謳うだけはある。

 魔王のおかげでカセイメイコウをおちょくるのが目的じゃなくなった凛ちゃん、割と命広いしてると思うぞ。
 
 晏熙殿下の見せ方めっちゃ良かった。戦時は使い物にならなかった帝がさ、平和な治世でこそ輝くってのを後日談に配置するのは最高だよね。あとビジュが好き。特に髪色が天才。緑と黒の混色に金糸の配置、あまりにも好み
 …とか思ってたけど、エンドロールで過去のキャラクターみんな流れてきて、ぶっっちぎりで殺無生マジで美しいなと思い直した。ここだけは第1期をリアタイしてたときから性癖変わってないみたいで安心した!


総括
 サンダーボルトファンタジー、台詞ちゃんと拾わないと会話にすぐ置いていかれるし、登場人物は多いし、言い回しは古風だし、そもそも虚淵シナリオに慣れてないとぽかんとする展開もあるし、人によってはワケわからん作品だろうなという印象。でも見応えがあるのは本当だし、自分はこれを楽しめる側の人間だったのだから、最後まで見届けられて良かったなと思う。「なんか好きだったけど追いかけるのを中途半端にやめたコンテンツ」のまま一生背負っていくくらいなら、最終回がリアタイできるタイミングを好機として、エンディングを見届けてしまうのが手っ取り早いよな。このタイミングでフリーの休日があったのは、まぁ幸運だった。この休日がなかったら3期すら見なかったと思う。
 そしてそのおかげで萬軍破に巡り会えたのも僥倖。心にときめきをありがとう。軍破氏のことしっかり見たくて、ファンブック電子で買ってしまったよ。ぶっちぎり美形と思うのは殺無生なんだけど、それはそれとして軍破の造形も好きだからしゃーないな。殺無生は学生の頃に番外編のBlu-ray買うくらいには愛してました。

 10年という月日を跨いだコンテンツゆえに、昔と違う視点で作品を見られたのも楽しかった。昔はシナリオやキャラの性格という側面でしか見てなかった気がするけど、社会人になってからフィギュアに手を出し始めたせいで、人形の造形そのものに興味を持つようになった。おかげでビジュだけはみんな大好きだよ…!
 物語のみならず、人形のビジュやアクションシーンに心踊らせることができる素晴らしいコンテンツだった。ありがとうニトロプラス、ありがとうグッスマ、ありがとう台湾の人。
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