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日記、感想、オタ活・・・ごちゃまぜ雑多の物置蔵
ひどい月曜日だった。


 この土日は久々に仕事関連のイベントが何もなく、起きてから寝るまで仕事のことなど一ミリも考えず、頭を切り替えてリフレッシュできる休日だった。土日の仕事も嫌いではないけど、やっぱり頭を空っぽにできる期間がないと疲弊してしまう。だからここぞとばかりに休日を充実させた。ボーイスカウトの用事もあったので完全な休日とは言えなかったが、それでも仕事から丸二日間も距離を置けたのは嬉しい。

 そして迎えた月曜日。
 出勤してもなかなか仕事モードに頭が切り替わらず、悶々として午前を過ごした。
 
私「午後になったんで会議行ってきます。ついでに〇〇の施設に寄って、備品を取ってきます」
「え?今日月曜日だから〇〇は閉館してるけど」
私「・・・あ」

 やっちまった、という衝撃が胸に刺さる。
 
「その備品って今日取りに行かないとまずい?」
私「・・・明日の午前中に使うので・・・」
「じゃあ俺が鍵開けて取りいってくるわ」

 いまだに、ここで「ありがとうございます」じゃなくて「いや開け方覚えたいので自分で行きます」って言いきればよかったのにと後悔している。どうせ後で申し訳なくなるのに。予定が狂ったパニックでそこまで考えが及ばなかったというのが現実だ。


 その後、駐車券を車内に忘れたままビルに入るし、会議の席で尋ねようと思っていたことを忘れて帰ってくるし、電話の転送番号を間違えるし、なんかほかにもあった気がするけど記憶にすら残ってない。とにかくダメダメだった。これでもかと露呈した。

「夜導さんは・・・今日は運が悪い日なのかもね。俗にいうブルーマンデーってやつ?」

 意気消沈して会議から帰ってきたところ、厳しい方の先輩にそう声をかけられた。備品を他の人に取りに行ってもらうことにより、この先輩に「また他の人の時間を奪って・・・」と悪態をつかれたら泣いてしまうどころかメンタル再起不能だぞと思っていたので、同情してくれたのは意外だった。先輩が見かねるほど、暗い雰囲気を醸していたのかもしれない。
 同情の温かさに浸っていると、愉快な方の先輩が備品をもって帰ってきてくれた。備品を受けとりながら、そういえば3カ月ほど前にも会議で配布するものをオフィスに忘れて、この人に届けてもらったんだよなぁ・・・と、苦い記憶をかみしめていた。さすがにここまで抜けている新人もいないだろう。はぁ。


 失敗したこと自体は、まぁ失敗した直後はそりゃショックだけど、そこまで長引くものじゃない。失敗により他人に迷惑をかけたり、自分で解決できなかったりすると、自分の力不足・未熟さを目の当たりにして死にたくなる。むしろ自分でリカバリーできたら自信になるのかもしれないのに、私はまだまだ、一人前には遠いようだ。

 今回学んだ予防策は、「前日に準備するのをやめる」ことと「月曜日はとっとと頭を切り替える」ことかな。切り替えられなかった原因には実は心当たりがあって、それは「朝から先輩とあまりコミュニケーションをとらなかった」こと。特に厳しい方の先輩と話すと、あぁ職場にいるんだ!って意識になると思うんだよね。内部だけでは時間がかかるから、外部刺激でどうにかなるなら越したことはない。特に話すことはないからと後回しにしていては、今日みたいな悲劇が起こる。
 仕事で使っているリングノートの最後のページには、今年やらかした主な失敗(と、予防策)を書き連ねている。いずれも、失敗した当時の落ち込みはそれはそれはすごいものだった。でも時が経って読み返すと「ドジすぎるwww」と笑えるのだから、まぁ悪いことじゃないのかなと思う。これを書き始めて自分が成長できたかどうかは自覚できないけど、失敗しても「予防しよう」「改善しよう」という意識が生まれるのはいい傾向だ。


 さて今夜はもう何か新しいことを始める気は起きないので、散歩にでも行こうかな。寒さと暗さは罰みたいなもんと思って、備品を取ってきてくれたお礼のおやつでも買いに行こう。月も笑ってくれるだろう。
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